シニア看護師の転職

長年看護の仕事に携わっているシニア看護師も転職を考えることがあります。例えば、体力的にそれまでの働き方が難しくなってきた場合や、家族に要介護者ができた場合など、若い頃とは違った事情がきっかけとなることもあるのです。

しかし、シニアとは年齢が高いということなのですから、一般的な仕事であれば転職はかなり難しいはずです。いくら看護師の資格を持っているとはいっても、やはり転職するのは難しいのではないでしょうか?

確かに、看護師の場合でも、一般の仕事と同様、40歳以上の人は比較的転職は難しくはなると思います。それは、看護師の賃金が今でも年功序列型であるためで、同じ能力を持っているのであれば、若くて体力があり、安い賃金で働いてくれる人を採用する率が高いからです。

しかし、ここで考えなければいけないのは「同じ能力であれば」という点です。ただ単に年齢を重ね、長期間の実務経験を持っているというだけでも、若い看護師にはない経験の積み重ねがシニア看護師にはあります。ですから、更にそこに様々なキャリアや資格が加わると、年齢や体力的なマイナス面を差し引いたとしても、病院などにとって貴重な存在となる場合があるのです。

看護師の仕事が楽な職場

例えば、若い看護師の多い臨床現場では、様々な経験をもつシニア看護師の存在は心の支えとなります。患者の急変に際しての対応の仕方といった実践的なことだけでなく、仕事上の悩みなどに関しても、親子ほど年が離れているシニア看護師になら楽に相談できるということがあり得るからです。

また、訪問看護や介護、福祉などの現場では、看護師としてのキャリアだけでなく、社会人としての経験の豊富さも役に立ちます。このようなシニア看護師ならではの力が必要とされる場面は、看護師の求人全体から見たら少なく見えるかもしれませんが、いろいろなところに存在しています。

ただし、見つけにくいのは確かです。ですから、個人でシニア向けの求人を探すのはかなり無理があります。年齢不問という求人が無いわけではありませんが、そう書かれているだけで実際は年齢をかなり重視して採用している場合がたくさんあるからです。

看護師の転職の理由と志望動機

そのため、シニア看護師が転職を希望するのであれば、やはり看護師専門の転職サイトや人材紹介会社を利用するべきでしょう。そのようなところの担当者は、病院など相手先の意向を細かく知っているため、シニア看護師を本当に必要としている施設に絞って転職活動を進めることが可能になり、的確なアドバイスも受けることができます。

看護師は一生の資格です。年齢に関係なく自分の力を活かせる職場は必ずありますから、あきらめずに一歩前へ踏み出してみてください。

ナースの転職に関する質問や悩み

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